LINE公式アカウントを取得していざ「使おう!」と思ってもどんな機能で、どんなことができて、どうしたら売り上げにつながるのかがイマイチわかりませんよね。
そこで今回は「LINEのメッセージ配信」にスポットを当て、メッセージ配信の方法やコツをご紹介します。
LINE公式アカウントでいろいろ設定するのは大事ですが、ユーザーに直接語りかけられるのはメッセージ配信です。
コツを学んでうまく使うことで商品やサービスの魅力を伝えられるため、メッセージ配信を有効的に活用していきましょう。
公式LINEアカウントのメッセージ配信とは
公式LINEアカウントのメッセージ配信は企業やサービス提供者が(友達登録している)顧客にメッセージを送れる機能です。
LINEは連絡ツールの1つとして確立しており、プッシュ通知でのお知らせやメッセージが下に流れないことからメルマガよりも高い開封率が見込めるため、サービス提供者としてはコツを掴み工夫を凝らすべき機能です。
公式LINEアカウントのメッセージ配信を使う方法と機能
ここからはメッセージ配信の使い方をご紹介します。
配信するだけならとても簡単なので以下の方法で使ってみましょう。
メッセージ配信を行う方法
まずはLINE公式アカウントのサイトにログインし管理画面を立ち上げます。
管理画面のメニューに「メッセージを作成」というボタンがあるので押すと、画面右側に上部の画像のようなメッセージ配信を行う画面が出てきます。
これから画面右側に文章などを入力して設定していきます。
メッセージ配信の設定方法と機能について
上記の画像に記載している番号について解説していきます。
基本的にメッセージ(⑤)のみ記入して配信ボタン(⑨)を押せばメッセージは送信できますが、メッセージ配信にはさまざまな機能があります。
今すぐ使えなくても覚えておくだけで利用するときにすぐ使えるため、ぜひ知っておきましょう。
1.配信先
配信先は「すべての友達」か「絞り込み」の2種類が選べます。絞り込みは管理画面左側のメニューにある「オーディエンス」から設定します。オーディエンスを設定し絞り込み配信をすることでより絞ったターゲットにメッセージを送ることができます。
2.配信日時
配信日時は「今すぐ配信」か「日時指定」のどちらかが選べます。「セール前に配信したい」「商品リリースと同じタイミングで配信したい」という場合は日時を指定しましょう。
3.高度な設定
高度な設定のデフォルトは上部の画像のように「LINE VOOM」に投稿するにチェックが入っています。
使いたい機能がある場合は選択しても良いですが、最初から使った方が良いというよりは配信者が増えてきたタイミングか月1,000通に達しそうな時からが使いどきです。
LINE VOOM:LINEが提供するTikTokのようなショート動画のプラットフォームのこと
4.メッセージの種類
メッセージはテキストだけでなく画像や動画も送れます。
上部画像のアイコンを押すと配信するものに合わせて画面が変わるため中身を入力していきます。
アイコンは左から順に、
テキスト・スタンプ・写真・クーポン・リッチメッセージ・リッチビデオメッセージ・動画・ボイスメッセージ・リサーチ・カードタイプメッセージ
が送れます。
クーポン・リッチメッセージ・リッチビデオメッセージ・リサーチ・カードタイプメッセージに関しては左のメニューから事前の設定が必要です。
リッチメッセージ:リンクを設置した画像
リッチビデオメッセージ:リンクを設置した動画
リサーチ:ユーザーからの意見を収集する
カードタイプメッセージ:さまざまな情報をカルーセル形式にまとめて送れる
5.テキスト入力
送りたい内容を入力するところです。右下の「絵文字」を押すと個人LINEのトークで使えるものと同じ絵文字が使えます。
6.追加
コンテンツの追加をする場合のボタンです。
メッセージ+動画や画像+クーポンなど複数の情報を送りたい場合に使えます。
ただし、いくつも追加して良いわけではなく3つまでという制限があります。
7.下書き保存
一旦メッセージ配信の設定から離れる場合に保存しておく機能です。
以下で紹介するテイスト配信を使いたい場合は下書き保存が必須です。
8.テスト配信
プレビューで確認もできますが、ためにし配信してどんなふうに送られてくるのかを確認できます。
この機能は自分だけに送ることも可能ですが、同じLINE公式アカウントを管理しているすべての管理者へ送ることも可能です。
ボタンを押すと選択できるため選んでから送信ボタンを押しましょう。
9.配信
内容が良ければ配信ボタンを押しましょう。
日時指定をしている場合は設定した日時に送られ、「すぐ」の場合はすぐに送信されます。
配信ボタンを押しても日時指定をしている場合は配信日時までであれば内容を変更することができます。
LINEのメッセージ配信の5つのコツ
メッセージはただ送ればいいというわけではなく、ほとんどの場合は相手に次の行動を起こすきっかけにならなければ意味がありません。
ユーザーに共感や納得してもらい、商品を買ってもらう、サイトへ飛んでもらう、サロンに参加してもらうなど商品・サービス提供者が求める行動へつながるようなメッセージ配信をしましょう。
これからコツを5つご紹介しますので、ぜひメッセージ配信に取り入れてみてください。
コツ1:メッセージの配信日時
ユーザーが気になっている時間や気にする余裕がある時間に送るのがポイントです。
例えば、飲食業界は10時〜12時,16時〜18時の投稿がピークです。
「何を食べようかな」と考える時間に合わせて配信しているためユーザーの気持ちと一致しみられやすい時間です。
他にも、
ラグジュアリー:22時代
ファッション:基本的に平日で週末になるにつれて投稿頻度UP,土日は少なめ
仕事・講座:平日の午前中
など、多くの業界がユーザーの考えや気持ちを意識したタイミングで投稿しています。
配信する日時は業界によりますが、どの業界でもユーザーの行動を予測することが重要です。
コツ2:メッセージ配信の頻度
「いっぱいお店の情報を知ってほしい」「サービスを忘れられたくない」など、『情報を提供したい!』という気持ちがあるのはどの企業も同じです。
ただ、その気持ちをLINEのメッセージ配信にぶつけてしまうとユーザーは鬱陶しく思い、ブロックしてしまう可能性があります。
ブロックされてしまってはもともこもないため、ユーザーの行動を予測し、ここぞというときやポイントを絞って配信しましょう。
コツ3:画像を使う
テキストがあれば言いたいことは伝えられますが、テキストよりも注目するのは画像です。
以下の企業のメッセージのように画像を使って説明することで絵と短文で何があるかがユーザーにわかりやすくなりますので、テキストだけで説明しようとせず、画像でもアピールをしてみましょう。
コツ4:やわらかい表現
LINEは友達との連絡ツールとして始まっているため、LINEのメッセージ配信のテキストは”親しみやすさ”が大切です。
「です・ます」ばかりよりは、「要チェック♪」「もうすぐ終了!」「間違いなし★」など友達と話すような固くならない表現が大切です。
よらかい表現で読みやすくすると商品やサービスの内容がよりユーザーに伝わりやすくなるため、最初は難しいかもしれませんが少しずつ慣れていきましょう。
コツ5:オーディエンス配信
ターゲットを絞った配信のことです。
ユーザーは「自分のことだ!」「そういえばそうなんだよねぇ」と自分ごとに感じなければなかなか動かないものです。
そのため万人に向けたメッセージは自分ごとに感じづらく読み流されてしまいます。
次のアクションを促すにはターゲットを絞って「あなたのことですよ!」が伝わりやすいメッセージを送ることが大切です。
プチプラに目がない人には「全品50%OFF以上!」と安いことを伝えたり、オーガニック思考の人には「着色料不使用,無添加」と余計なものを使っていないことを伝えたりすることでサイトに飛ぶなど次の一歩を踏み出す可能性が上がります。
より運用効果を上げたいならマーケティングツールの利用がおすすめ!
LINE公式アカウントのメッセージ配信についてご紹介してきました。
LINE公式アカウントでも十分なメッセージ配信ができますが、マーケティングツールを使うとメッセージ配信以外の角度から事業をサポートしてくれます。
LステップやLinyなど有名どころは多数ありますが、1番のおすすめはCHATY(チャッティ)です。
メッセージ配信に関してCHATY(チャッティ)であれば、LINE公式アカウントが3通までの制限があるところを5通送れたり、ステップ配信(CHATY(チャッティ)上では「シナリオ」)も可能なので、送れるメッセージの幅が広がります。
そしてCHATY(チャッティ)はLINE上で商品やサービスを販売でき、在庫管理や決済もできるマーケティングツールです。
初期費用・月額利用料が0円なのでとてもはじめやすく、販売の一連をLINE上でできるためECサイト初心者もLINE公式アカウントの運用が初めての人も使いやすいツールです。
- LINE上で決済を使いたい人
- ECサイトを作りたい人
- しっかり顧客対応がしたい人
- 顧客の分析がしたい人
以上4つのうち1つでも当てはまる方はCHATY(チャッティ)を試す価値があります。
気になるか方は以下からCHATY(チャッティ)の公式サイトをご覧ください。
まとめ
今回はLINE公式アカウントのメッセージ配信についてご紹介しました。
メルマガに慣れていた方やメッセージ配信が初心者の方にとっては少し難しく感じるかもしれませんが、メッセージ配信のコツとマーケティングツールの使い方さえ慣れてしまえばあとは簡単なので最初だけけ少し頑張ってみましょう!
またこれから長くLINEの運用を続けていくにはマーケティングツールの利用がおすすめです。CHATY(チャッティ)以外にも紹介しているため以下の記事を参考にしてみてください。