夏商戦・お中元のLINE販促|7〜8月の配信カレンダーと企画アイデア

夏商戦・お中元のLINE販促|7〜8月の配信カレンダーと企画アイデア CHATY

7〜8月は、お中元・夏ギフト・夏物セール・お盆と販促のきっかけが立て続けに訪れる、一年でも屈指の「詰め込みシーズン」です。ところが、いざ配信しようとすると「いつ、何を、誰に送ればいいのか」が整理できず、気づけば早割の締め切りが過ぎていた——そんな取りこぼしが毎年起きがちです。しかも「送りっぱなし」で終わってしまい、来年の改善につながる数字が手元に残らないのも、よくある悩みです。この記事では、6月下旬から8月末までの配信カレンダーを表で示しながら、早割設計・業種別アイデア・具体的な配信スケジュールとそのまま使える文面例、そして開封率・クリック率・予約CVRといったKPIの数値目安までを実務目線でまとめます。

この記事でわかること

  • 6月下旬〜8月末までの月次配信カレンダー(配信テーマと日程を表で整理)
  • お中元・夏ギフトの予約受付と早割の具体的な設計手順(段階別KPI付き)
  • 飲食・小売・EC・美容の業種別・夏の販促アイデア
  • 「何日前に何を送るか」の配信スケジュールと、そのまま使える文面例2つ
  • 管理画面でのタグ付け・配信予約の操作手順と、A/Bテストでの振り返り方
  • KPI・効果測定の数値目安(開封率・クリック率・予約CVR・ブロック率)

まず全体像:6月下旬〜8月末の配信カレンダー

夏商戦は「思いついたら送る」ではなく、シーズン全体を1枚の表に落として逆算するのが失敗しないコツです。まずは配信テーマと日程の全体像を押さえましょう。空欄が続く週があれば、そこに後述の業種別アイデアを差し込みます。

時期配信テーマ主な訴求内容配信先セグメント
6月下旬(6/20頃〜)お中元 早割スタート早割◯%OFF・予約受付開始・数量限定全員+昨年ギフト購入者
7月上旬(7/1〜7/7)七夕・夏ギフト本番七夕限定・お中元定番ギフト訴求全員
7月中旬(7/8〜7/15)お中元 早割ラスト・夏物セール早割締切告知・夏物クリアランス未購入者・カート離脱者
7月下旬(7/16〜7/31)夏本番・熱中症対策冷たい商品・夏物追加・夏休み企画全員+来店/購入リピーター
8月上旬(8/1〜8/10)お盆商戦・帰省需要手土産・お盆ギフト・まとめ買い全員
8月中旬(8/11〜8/16)お盆休業案内営業日・休業日・発送スケジュール全員
8月下旬(8/17〜8/31)残暑見舞い・夏の終わりセール残暑見舞い・在庫処分・秋の予告全員+今夏未購入者

ポイント

7〜8月は配信ネタが多い分、全員一斉配信を繰り返すとブロック率が上がります。上表の「配信先セグメント」を分けて、興味に合う人だけに届ける設計が重要です。目安として、昨年ギフト購入者など反応の良いタグに絞った配信は、全員一斉配信よりCVRが1.5〜2倍前後高くなりやすい傾向があります(母数は小さくなりますが、無駄打ちとブロックを抑えられます)。過去のギフト購入者や来店者などの属性でタグを付けておけば、CHATYならそのタグを条件に対象者を絞って配信できます。

配信前の準備:管理画面でのタグ付けと絞り込み

セグメント配信の前提になるのが「タグ付け」です。どこで何を設定するのか、LINE公式アカウント管理画面の画面遷移まで踏み込んで整理します。

1

タグを作成する

管理画面の「チャット」→右上の設定(歯車)→「タグ」から、「昨年ギフト」「未予約」「エリア東」などのタグを先に登録しておきます。タグ名は後で絞り込み条件に使うので、誰が見ても分かる名前にします。

2

友だちにタグを付与する

「チャット」画面で対象の友だちを開き、プロフィール欄の「タグを追加」から該当タグを選択します。手作業で1件ずつ付ける方法のほか、購入や来店の行動データに応じて自動でタグを付ける運用にすると、繁忙期でも抜けが出ません。購入履歴に応じたタグの自動付与は、CHATYなら注文データと連携して自動化できます。

3

絞り込み配信を設定する

配信時は「メッセージ配信」→「メッセージを作成」→「絞り込み(オーディエンス)」で、付与済みのタグを条件に指定します。これで「昨年ギフトタグを持つ人だけ」に届く配信になります。

お中元・夏ギフトの予約受付と早割を設計する

お中元・夏ギフトは「早割」で予約を前倒しさせるのが定石です。早割は割引率だけでなく、締切を明確に区切り、締切直前にリマインドを送ることで駆け込み需要を最大化できます。以下の手順で組み立てます。

1

早割の割引率と締切を決める

6月下旬〜7月上旬締切で10%OFF、7月中旬締切で5%OFFのように、締切が早いほど得になる二段階設計にします。締切日は「7/15(火)23:59まで」のように曜日と時刻まで明記し、後の締切迫るリマインドで再利用します。

2

リッチメッセージで予約導線を作る

管理画面の「メッセージ配信」→「リッチメッセージ」(またはトーク画面向けの「カードタイプメッセージ」)で、ギフト画像+「今すぐ予約する」ボタンを設置し、リンク先を予約ページのURLに設定します。1タップで予約フォームに着地させるのがコツです。

3

昨年のギフト購入者にタグで絞って配信

前年にお中元・ギフトを購入した友だちには「昨年ギフト」タグを付けておき、そのタグ保持者だけに先行案内を送ります。反応率が高い層なので、全員配信より1〜2日先行させると効果的です。先行群は購入意欲がすでに高いため、同じ内容でも予約率が全員配信の1.5〜2倍程度になりやすいのが狙いどころです。購入履歴に応じたタグ付けと、そのタグを条件にしたセグメント配信はCHATYなら自動化できます。

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締切前日にリマインドを予約配信

締切日の前日(例:7/14)と当日午前に、まだ予約していない人へリマインドを送ります。管理画面の「メッセージ配信」→「配信設定」→「配信日時を指定」で日時をセットしておけば、当日忘れても自動で届きます。未予約者への絞り込みは「未予約」タグで管理します。

早割の二段階設計と段階別KPI

割引率と締切だけでなく、「各段階でどれくらいの予約が集まれば合格か」を先に決めておくと、実行後の振り返りが一気にやりやすくなります。以下は予約構成比と前年同時期比の目安を入れた設計イメージです(数値は自店の規模に合わせて調整してください)。

段階締切特典配信タイミング想定予約構成比/目標
超早割7/5(土)まで10%OFF+送料無料6/20開始・6/30・7/4リマインド全予約の約30%/前年同時期比+20%前倒し
早割7/15(火)まで5%OFF7/8・7/14・7/15午前リマインド全予約の約45%
通常在庫終了まで定価7/16以降 随時全予約の約25%

KPI・効果測定(早割予約)

  • 開封率:セグメント配信で40%前後、全員配信で30%前後を一つの目安に。
  • URLクリック率(配信到達に対する予約ページ遷移):3〜7%を目安。ボタン導線が弱いとここが落ちます。
  • 予約CVR(クリックした人のうち予約完了):8〜15%を目安。フォームが長いと下がります。
  • 昨年比 予約前倒し率:超早割締切(7/5)時点で前年同期比+20%を目標に。
  • 配信あたりブロック率:0.3%以内を許容上限に。超える配信は頻度・対象の見直しサイン。

開封率・クリック率は管理画面の「分析」→「メッセージ」から配信ごとに確認できます。予約CVRは予約フォーム側の完了数と突き合わせて算出します。

注意

※「今だけ」「最安値」などの表現は、実際の販売条件と一致しない場合、景品表示法上の問題になる恐れがあります。割引率・締切・対象商品は事実に基づき正確に記載してください。二重価格表示(元値との比較)を行う場合も、実際に販売していた価格を用いましょう。

業種別・夏の販促アイデア

同じ「夏」でも、業種によって刺さる切り口は変わります。熱中症対策・夏物・冷たい商品という夏特有の需要を、それぞれの業態に合わせて具体化しましょう。

飲食

「冷やし◯◯はじめました」の告知、暑い日限定のドリンク割引、お盆の帰省客向け手土産・オードブル予約が定番です。気温連動で「本日◯◯℃予報、冷たい一杯を1杯サービス」といった当日配信は開封されやすく、来店の後押しになります。夏休みは家族連れ向けにお子様メニュー無料などのクーポンを。

小売

夏物クリアランス(水着・サンダル・浴衣)と、熱中症対策グッズ(冷感タオル・扇風機・塩分補給)の二本柱。夏物セールは「サイズ在庫が減り次第終了」の希少性を添えると動きます。お盆前は帰省の手土産・ギフト需要を狙い、包装無料などの一手間を訴求します。

EC

お中元・夏ギフトの予約と、クール便対応商品(冷たいスイーツ・ドリンク)の訴求が中心。カート離脱者に「まだ間に合います」のリマインドを送る、閲覧履歴に応じておすすめギフトを出し分けるなど、行動データを使った出し分けが効きます。閲覧・カート投入といった行動をタグ化して配信条件にする運用は、CHATYならタグ管理で仕組み化できます。

美容(サロン・エステ)

夏は紫外線・汗・海やプール後のケア需要が高まります。「夏の集中ケアメニュー」の予約受付、露出が増える季節に合わせたボディ・脱毛メニューの案内、お盆前後の予約が埋まりやすい枠の先行案内が有効です。前回来店から一定期間空いた休眠客に、夏限定オファーで再来店を促すのも定番です。

業種夏の主力施策配信の切り口
飲食冷やしメニュー・帰省手土産予約気温連動の当日クーポン配信
小売夏物クリアランス・熱中症対策サイズ在庫の希少性訴求
EC夏ギフト予約・クール便商品閲覧/カート離脱者への出し分け
美容夏の集中ケア・お盆前予約休眠客への再来店オファー

「何日前に何を送るか」配信スケジュールと文面例

配信は1回で終わらせず、告知→中間→締切直前の3回で1セットにすると成果が安定します。ここでは「夏ギフト早割」と「夏物セール」の2つを例に、送るタイミングと文面をそのまま使える形で用意しました。

夏ギフト早割の配信スケジュール

1

締切の15日前:開始告知(昨年購入者に先行)

「昨年ギフト」タグ保持者へ先行配信。翌日に全員配信します。

2

締切の5日前:中間リマインド(未予約者のみ)

予約済みの人には送らず、未予約タグの人だけに再通知します。

3

締切当日 午前:ラストコール(予約配信)

「本日締切」を件名頭に置き、駆け込み予約を促します。前日に配信予約をセットしておきます。

配信メッセージ例

「【夏ギフト早割スタート】お世話になったあの方へ、感謝を涼やかに。
ただいまご予約で10%OFF+送料無料。
超早割は7/5(土)23:59まで、数量限定です。
▼人気ランキングから選ぶ
(予約ページURL)
昨年ご利用の皆さまへ、いち早くご案内しました。」

夏物セールの配信スケジュール

1

セール開始日:全員に告知

対象カテゴリと割引率、期間を明記して開始を知らせます。

2

中盤:値下げ第2弾または人気商品の在庫僅少告知

「サイズ在庫が減っています」で希少性を演出します。

3

最終日:ラスト1日告知

「本日23:59まで」で締めます。開封率の高い夕方以降の配信も検討します。

配信メッセージ例

「【夏物クリアランス】水着・サンダル・夏トップスが最大50%OFF。
人気サイズから在庫がなくなっています。
セールは8/24(日)23:59まで。
▼セール会場はこちら
(セールページURL)
気になっていたあの一着、今シーズンのうちに。」

KPI・効果測定(夏物セール)

  • クリック率(配信到達に対するセールページ遷移):4〜8%を目安。第2弾・在庫僅少告知はクリック率が伸びやすい配信です。
  • 在庫消化率:セール期間終了時点で対象カテゴリの70%以上を目安に。消化が鈍い場合は最終日の値引き幅・訴求を強化。
  • 配信あたりブロック率:0.3%以内。同一週に全員配信が続くと上振れしやすいので、頻度に注意。

送りっぱなしにしない:A/Bテストで勝ちパターンを見つける

同じ内容でも、件名(1行目)と配信時間帯で開封率は大きく変わります。1回の配信で「測る→改善する」を回せるよう、次のステップで検証しましょう。

A

件名(1行目)を2案つくる

例:「【本日締切】夏ギフト早割」と「あと1日、10%OFFのご案内」。管理画面の「A/Bテスト配信」機能で、同一セグメントを自動で分割して出し分けます。

B

配信時間帯も変えて試す

昼12時台と夜20時台など、時間帯をずらして開封率を比較します。夏は帰宅後〜就寝前の20〜22時が開封されやすい傾向です。

C

開封率で勝ちパターンを確定し次に反映

「分析」→「メッセージ」で両案の開封率・クリック率を比較し、勝った件名・時間帯を次回のラストコールに採用します。1シーズンで3〜4回回すと、自店の勝ちパターンが見えてきます。この配信ごとの結果集計と次回への反映は、CHATYなら配信ログと合わせて管理できます。

お盆の営業案内・休業告知の伝え方

お盆期間は「開いているのか」「いつまでに注文すれば間に合うのか」を顧客が最も知りたがるタイミングです。販促だけでなく、営業・休業・発送スケジュールの案内を丁寧に出すことで信頼につながります。

1

休業1週間前に営業日・休業日を告知

8月上旬(8/5前後)に、営業日・休業日・お盆期間中の対応(発送休止など)をまとめて配信します。

2

ECは「お盆前お届けの注文締切」を明記

宅配便のリードタイムを踏まえ、「8/8(金)12:00までのご注文でお盆前(8/13頃まで)にお届け」のように、締切を具体的な日付・時刻で示して駆け込み注文を促します。この「8/8 12:00」はあくまで一例です。自店では〈お届け希望日〉から配送業者の標準リードタイム(+1〜2日、離島・遠方は追加)と出荷準備日数を差し引いて締切を設定してください。

3

営業再開日にリマインドを予約配信

再開日の朝に「本日より通常営業」の一言を、「メッセージ配信」→「配信設定」→「配信日時を指定」でセットしておくと、来店・注文の再スタートを後押しできます。

ポイント

休業告知は販促色を抑え、事務連絡として簡潔にまとめると読みやすくなります。地域限定で営業日が異なる店舗は、エリアのタグ(例:「エリア東」「エリア西」)で対象を分けて配信すると、無関係な人への通知を避けられます。事務連絡は開封率よりも「誤解なく届くこと」が指標です。ブロック率が上がりやすい配信ではないので、頻度より正確さを優先しましょう。

まとめ

夏商戦は、お中元早割から夏物セール、お盆案内まで販促のきっかけが連続します。だからこそ、思いつきで一斉配信するのではなく、6月下旬〜8月末を1枚のカレンダーに落として逆算し、セグメントを分けて・締切を明示して・リマインドをセットで送るのが成果を安定させる王道です。そして、開封率・クリック率・予約CVR・ブロック率という数字で毎回振り返り、A/Bテストで勝ちパターンを更新していくことで、来年はさらに一歩早く・確実に動けるようになります。

まずは本記事のカレンダー表と段階別KPI表をたたき台に、自店の営業日・締切・目標予約数を書き込むところから始めてみてください。過去のギフト購入者や来店者へのタグ付け、購入・閲覧行動に応じたセグメント配信、締切前のリマインド予約、そして配信ごとの効果測定といった一連の運用は、CHATYを使えばタグ管理と配信予約・配信ログの集計で仕組み化でき、繁忙期でも取りこぼしと測り忘れを減らせます。この夏の販促を、去年より一歩早く動き出しましょう。

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